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Howto : SUZAKU-VのEDK6.3i用プロジェクトを8.2iで利用する方法

ISE/EDK8.2iでビルドする際、付属CD-ROM(2006/8/18以前)に含まれているSUZAKU-V(SZ310-U00)のFPGAプロジェクトは、エラーになります。エラーの回避方法を説明します。

FAQ : 故障かなと思ったら

故障かな?と思った時の確認手順を説明します。以下の手順に従い準備、確認作業を行ってください。


+-+-+- INDEX -+-+-+
  1. 確認準備
  2. 電源(LED緑)の確認
  3. ファーストブートローダBBootの確認
  4. セカンドブートローダHermitの確認
  5. Linuxの確認
  6. メーリングリストへ報告

1. 確認準備

故障しているか確認するための準備を行います。
  1. SUZAKUのCON1にシリアルケーブルを接続してください。
  2. JP1:ショートJP2:オープンにしてください。
  3. シリアル通信ソフトを立ち上げ、シリアル通信設定を行ってください。
  4. SUZAKUに電源投入してください。
    • SUZAKU単体の場合はSUZAKUのCON6に+3.3Vを投入してください。
    • SUZAKU I/Oシリーズ(黄色いDC-Jackのついているボード)の場合はI/OボードのCON6に+5Vの電源を投入してください。

2. 電源(LED緑)の確認

LED(緑)は点灯していますか?点灯していない場合以下の可能性が考えられます。
  1. 電源ケーブルは接続されていますか?
  2. 電源電圧は間違っていませんか?
    • SUZAKUの電源電圧は+3.3Vです。
    • SUZAKU I/Oシリーズの電源電圧は+5Vです。
    • 外部デバイスへの供給できる電流は合計最大400mAです。

3. ファーストブートローダBBootの確認

ターミナルに何か表示されますか?正常の場合以下のように表示されます。


BBoot v2.1 (microblaze)
Press ‘z’ or ‘Z’ for BBoot Menu.
・
・
表示されない場合以下の可能性が考えられます。
  1. シリアル通信の設定は間違っていませんか?
  2. 設定は以下の通りです。ご確認ください。
Baud rate115200
Date8bit
Paritynone
Stop1bit
Flow controlnone
  1. FPGAのコンフィギュレーションデータは正常ですか?
  2. コンフィギュレーションデータが異常であると、ファーストブートローダ BBoot が起動しない可能性があります。正しいコンフィギュレーションデータをFPGAに書き込んでください。一度、付属DVD-ROMもしくはお使いのSUZAKUのダウンロードページにある、デフォルトのコンフィギュレーションデータを書き込み、デフォルトの状態での動作をご確認ください。書き込み方法についてはSUZAKUスターターキットガイド(FPGA開発編)をご参照ください。
v2.3.3
15.04 MB
v20090427
690.2 KB
v20090319
275.23 KB
v20090319
117.65 KB
v20090319
259.98 KB
v20090319
213.44 KB
お使いのSUZAKUのプロジェクトをダウンロードし、解凍してください。default_bit_fileフォルダの中にコンフィギュレーションデータがあります。

4. セカンドブートローダ Hermitの確認

セカンドブートローダ Hermit が起動しますか?起動すると、ターミナルに以下のような起動ログが表示されます。


Hermit-At v1.1.3 (suzaku/microblaze) compiled at 13:49:17, Aug 15 2006
hermit>

表示されない場合以下の可能性が考えられます。
  1. FPGAのコンフィギュレーションデータは正常ですか?
  2. コンフィギュレーションデータが異常であると、ファーストブートローダ BBoot が起動しない可能性があります。3. ファーストブートローダの確認の2の手順に従い、正常であるかご確認ください。
  3. セカンドブートローダ Hermit が異常または消去されていませんか?
  4. 正常なセカンドブートローダ Hermit をフラッシュメモリに書き込んでください。付属DVD-ROMもしくはお使いのSUZAKUのダウンロードページにセカンドブートローダ Hermitは置いてあります。書き込み方法についてはSUZAKU Software Manualをご参照ください。
 
v2.0.4
304.21 KB
v1.1.21
99.22 KB
v1.1.21
96.75 KB
v1.1.21
96.75 KB

5. Linuxの確認

Linuxが起動しますか?起動するとターミナルに以下のような起動ログが表示されます。セカンドブートローダ Hermit で"b"キーを押した後、"Enter"キーを押してください。


hermit> b
Copying kernel..................done.
Linux version 2.4.32-uc0 (atmark@dev-system)(gcc version 3.4.1 ( Xilinx EDK 8.1 Build EDK_I.17 090206 )) ・・・・・
・
・
・
SUZAKU-S.SZ130-SIL login:

表示されない場合以下の可能性が考えられます。
  1. FPGAのコンフィギュレーションデータは正常ですか?
  2. コンフィギュレーションデータが異常であると、ファーストブートローダ BBoot が起動しない可能性があります。3. ファーストブートローダの確認の2の手順に従い、正常であるかご確認ください。
  3. セカンドブートローダ Hermit は正常ですか?
  4. 4. セカンドブートローダHermitの確認の2の手順に従い、正常なセカンドブートローダ Hermit を書き直してください。
  5. Linuxのイメージファイルは正常ですか?
  6. Linuxのイメージファイルに異常があると、Linuxが起動しない可能性があります。正しいイメージファイルを書き込んでください。一度、付属DVD-ROMもしくはお使いのSUZAKUのダウンロードページにある、デフォルトのLinuxイメージを書き込み、デフォルトの状態での動作をご確認ください。
  7. バージョンの組み合わせは動作確認の取れたものですか?
  8. ブートローダ Hermit、Linuxのイメージファイル、FPGAのコンフィギュレーションデータの組み合わせによっては、Linuxが正常動作しない可能性があります。付属DVD-ROMに収められている組み合わせに変更するか、お使いのSUZAKUのダウンロードページからそれぞれ最新のものをダウンロードし、変更してください。
v20090318_linux-2.6.18-at11
4.06 MB
v20090318_linux-2.6.18-at11
4.06 MB
v20051110-suzaku13
2.73 MB
v20051110-suzaku13
2.75 MB
v20051110-suzaku13
2.75 MB

6. メーリングリストへ報告

以上で確認作業は終了です。問題が解決しなかった場合は、メーリングリストに症状を書いて送ってください。



Howto : EDKが生成したxparameters.hをLinuxで使う方法 (SUZAKU-V)

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FAQ : Microblazeのキャッシュ領域はどこに確保されますか?

Microblazeのキャッシュ(cache)領域は、FPGA内にある Block RAM領域に確保されます。


Howto : EDK9.1iの割り込みハンドラの登録について

EDK9.1iからSoftware Platform SettingsのInterrupt Handlersの設定が無くなりました。このため、スターターキットガイドの11章記載されている「割り込みハンドラの登録」がそのままではできません。この対処方をご紹介します。


Howto : mcs/xsvfファイルを簡単に作成するには

mcsファイルや、xsvfファイルの作成にバッチファイルやシェルスクリプトを使用すると作業効率が向上します。

Windows, Linuxでのmcsファイル、xsvfファイルの作成方法を紹介します。


FAQ : Test Bench Waveform Editorはバージョン11.1以降のISEで利用できますか

Test Bench Waveform Editorは、ISEのバージョン11.1よりサポートされなくなります。

テストベンチ波形 (TBW) を含むプロジェクトを11.1にアップグレードすると、TBWが自動的にHDLテストベンチに変換されてプロジェクトに追加されるようです。また、新しいプロジェクトにはHDLテストベンチを使用することが推奨されています。

詳細には以下のページをご参照ください。


Howto : IDS 11.5用FPGAプロジェクトをIDS 12.2で使用する方法

ISE Design Suite 11.5用のFPGAプロジェクトをISE Design Suite 12.2で使用する方法を紹介します。


FAQ : 使用しているコアのバージョン番号はどこで調べられますか?

xps_projディレクトリの中にある mhsファイルに書いてあります。コアのHW_VERというパラメータを確認してください。

例: suzaku-20050115/xps_proj/xps_proj.mhs


FAQ : iMPACTからのコンフィギュレーションだと動くのにフラッシュメモリからだと動きません

bitファイル作成時のオプションによってはフラッシュメモリからのコンフィギュレーションでは動かないbitファイルが出来上がります。以下のオプションの設定値を確認してください。