mcsファイルやxsvfファイルを作成する際、バッチファイルやシェルスクリプトを利用すると便利です。
WindowsとLinuxそれぞれの環境で、mcs/xsvfファイルの作成法を紹介します。 なお、今回動作を確認したISEのバージョンは10.1です。
Windowsの場合
1. バッチファイルの取得
こちらからファイルアーカイブをダウンロードして任意のフォルダに展開します。
2. bitファイルのコピー
bitファイルを、手順 1で展開したフォルダにコピーします。
3. mcs/xsvfファイルの作成
bitファイルをbit2mcs_xsvf.batにドラッグアンドドロップするとコマンドプロンプトが起動してmcs/xsvfファイルの作成を開始します。 以下のように表示されたら何かキーを押下してmcs/xsvfファイルの作成を終了してください。
1個のファイルをコピーしました。
1個のファイルをコピーしました。
続行するには何かキーを押してください...
これでmcs/xsvfファイルの作成は完了です。 bitファイル名がdownload.bitの場合は、download.mcs, download.xsvfが生成されます。
Linuxの場合
1. シェルスクリプトの取得
こちらからファイルアーカイブをダウンロードして任意のディレクトリに展開します。
2. mcsファイルの作成
以下のコマンドを入力してmcsファイルを作成します。ここではbitファイル名をdownload.bitとしています。
[PC ~]$ cd bit2mcs_xsvf
[PC ~/bit2mcs_xsvf]$ sh bit2mcs.sh download.bit download.mcs
これでmcsファイルの作成は完了です。
3. xsvfファイルの作成
以下のコマンドを入力してxsvfファイルを作成します。ここでは手順 2で作成したmcsファイルを使用しています。
[PC ~]$ cd bit2mcs_xsvf
[PC ~/bit2mcs_xsvf]$ sh mcs2xsvf.sh download.mcs download.xsvf
これでxsvfファイルの作成は完了です。