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FAQ : フラッシュメモリへのイメージファイルの書き込みチェックはできますか?

該当製品:
SID00-Uxx
SIL00-Uxx
SIV00-U00
SZ010-U00
SZ030-U00
SZ130-SIL
SZ130-U00
SZ310-SIL
SZ310-U00
SZ410-SIL
SZ410-U00

hermitのmd5機能[1]を使用して、イメージファイルの書き込みチェックを行なうことができます。

チェックを行なうためには、以下の2つの情報が必要になります。

  • イメージファイルのサイズ
  • イメージファイルのmd5チェックサム値

以下の例では、フラッシュメモリのimageリージョンの書き込みチェックを行ないます。 image.binは、すでにimageリージョンに書き込まれていることを前提にしています。

1. イメージファイルのサイズを確認


[PC ~]$ ls -l image.bin
-rw-r--r-- 1 atmark atmark 4256806 2009-01-19 18:04 image.bin

2. イメージファイルのmd5チェックサム値を確認


[PC ~]$ md5sum image.bin
e7c2c5e463b31150ec36c1e19c474570  image.bin

3. フラッシュメモリに書き込まれているimage.binのmd5チェックサム値を確認

ターゲットボードをhermitモードで起動した状態で以下のコマンドを入力します。 “-s”オプションの引数には、1.で取得したサイズを指定します。


[PC ~]$ hermit md5sum -r image -s 4256806
e7c2c5e463b31150ec36c1e19c474570

4. イメージファイルの書き込みチェック

2.と3.で表示されたmd5チェックサム値を比較します。値が同一であればイメージファイルが正常に書き込まれたことが確認できます。


[1] v1.1.21で追加された機能です。