販売終了のお知らせ

SUZAKU シリーズ販売終了のお知らせ > 詳細情報


Howto : DirectSPI用mcsファイルの作成方法

該当製品:
SZ130-SIL
SZ130-U00
SZ410-SIL
SZ410-U00
DirectSPIでSPIフラッシュメモリを書き換える場合、FPGAのコンフィギュレーションデータ、ブートローダ、Linuxイメージの3つファイルを結合したmcsファイルを使用します。DirectSPIは書き換える時にSPIフラッシュメモリの全領域を消去してしまうので、FPGAのコンフィギュレーションデータだけを書き換えることが出来ません。
スターターキットガイド(FPGA開発編)では、iMPACTのGUIで作成する方法を説明していますが、ここではWindowsのバッチファイルで作成する方法を説明します。
なお、今回動作を確認したISE/EDKのバージョンは11.5です。

ファイルの準備

まずはmcsファイルを作るために必要なファイルを準備します。 必要となるのは、FPGAのbitファイル、ブートローダのbinファイル、Linuxイメージのbinファイルの3つです。 今回動作を確認したファイルは以下からダウンロードできます。

SZ410の場合

SZ130の場合

バッチファイル作成

以下のコマンドを参考に"all-image.bat"を作成してください。"FPGA.bit"、"bootloader.bin"、"Linux.bin"にはそれぞれ準備したファイルの名前をいれて下さい。 "all-image.mcs"が出来上がるmcsファイルになります。

@echo off
promgen -w -p mcs -c FF -o "all-image.mcs" -s 8192 -u 0x0 "FPGA.bit" -data_file up 0x100000 "bootloader.bin" -data_file up 0x120000 "Linux.bin" -spi
pause

mcsファイル作成

バッチファイルと準備したファイルを同じフォルダに置き、バッチファイルを実行してください。以下のようなログが表示され、all-image.mcsファイルが出来上がります。

Release 11.5 - Promgen L.70 (nt)
Copyright (c) 1995-2009 Xilinx, Inc.  All rights reserved.
0x75394 (480148) bytes loaded up from 0x0
0x80dc (32988) bytes loaded up from 0x100000
0x2bac26 (2862118) bytes loaded up from 0x120000
Using user-specified prom size of 8192K
Writing file "all-image.mcs".
Writing file "all-image.prm".
Writing file "all-image.cfi".
続行するには何かキーを押してください . . .
カテゴリ: