SUZAKUにログインする方法は2種類あります。
- シリアルコンソール
- telnet
シリアルコンソールからログインする
シリアルコンソールからログインするには、シリアル通信用ソフトウェアが必要です。LinuxベースのOSであれば、Minicomなどが使えます。
SUZAKUをオートブートモードにして電源を入れるとシリアル通信用ソフトウェアの画面にuClinuxの起動ログがでます。起動ログの最後にログインプロンプトが表示されます。
デフォルト状態のSUZAKUにはrootユーザしか登録されていないので、rootユーザでログインします。デフォルト状態のrootユーザのパスワードはrootです。
Login promptの例(シリアルコンソール):
SUZAKU login: root
Password:
BusyBox v0.60.5 (2004.04.28-03:25+0000) Built-in shell (msh)
Enter 'help' for a list of built-in commands.
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telnetでログインする
デフォルトのSUZAKUにはtelnetdが入っているので、PCなどからtelnetでログインできます。しかし、デフォルトのSUZAKUでは DHCPを使ってIP番号を取得するため、一度シリアルコンソールからログインして、ifconfigなどのコマンドを使ってSUZAKUのIP番号を調べるか、DHCPサーバのログなどを確認しなければなりません。
もちろん、固定IPを使用するように設定変更することは可能です。
ここでは、SUZAKUにIP番号192.168.1.10が割り当てられていると仮定します。
PCなどでtelnetを起動します。このとき 192.168.1.10を指定します。接続されるとloginプロンプトが表示されるのでrootユーザでログインします。rootユーザの初期パスワードは rootです。
Login promptの例(telnet):
$ telnet 192.168.1.10
Trying 192.168.1.10...
Connected to 192.168.1.10.
Escape character is '^]'.
login: root
Password:
BusyBox v0.60.5 (2004.04.28-03:25+0000) Built-in shell (msh)
Enter 'help' for a list of built-in commands.
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