説明
SUZAKUのFPGAの内部ロジック用電源+3.3Vは、シーケンス回路およびディレー回路により、立ち上がりに最大20msの時間がかかります。FPGAの破壊、劣化を防ぐため、SUZAKUのI/Oと接続する外部デバイスの電源は、SUZAKUのCON2 2pin、CON3 43pin、CON5 2pinから出力される、内部ロジック用電源+3.3Vを利用して、ON/OFFコントロールして下さい。
| ※これらの値は、Bitファイルサイズ÷CCLKの周波数から算出されます。CCLKの値はConfiguration Rageにより変更することができます。SUZAKUではデフォルトの値をしており、SUZAKU-S系では6MHz、SUZAKU-V系では4MHzとなっています。 |
上記時間内に立ち上がる必要がある理由は、外部デバイスの電源が遅れることにより、今度は外部デバイスの破壊、劣化がおこる可能性があるためです。FPGAから出力される信号は、FPGAのコンフィギュレーションが完了するまでの間はハイインピーダンスになっており、この間に外部デバイスの電源が立ち上がれば、破壊、劣化を防ぐことができます。
外部デバイス用電源回路(Power Supply Circuit for External Device)の例
リレーを使用
コイル定格3Vのものを使用(G6CU-1117P-US DC3V オムロン製等) | ||
OFF時の誘起電圧循環用ダイオード(コイル電流以上のものを使用) |
シリーズレギュレータを使用
ON/OFF機能があるものを使用(PQ05RD21 シャープ製等) | ||
逆電圧保護用ダイオード(定格1A程度) | ||
入力コンデンサ、出力コンデンサは部品のデータシートを参照してください。 |
MOS FETを使用
トランジスタ(2SC1815等) | ||
MOS FET(2SJ471等) |
DC/DC コンバータを使用
ON/OFF制御機能があるDC/DCコンバータ(PC61シリーズ デンセイラムダ製等) |