FPGAとはField Programmable Gate Arraysの略称で、再プログラム可能な論理回路ICのことを言います。 特徴として、ASICなどのICと比べ、速度やデバイス価格などの点で劣る面もありますが、開発環境がデバイスメーカから安価に提供されており初期費用を抑えられる点があります。また、再プログラムが可能なことから回路の設計完了後すぐに実機確認が行なえ、開発期間を短縮することも可能です。
開発方法
開発環境は、デバイスメーカにより提供される統合環境があります。その他サードパーティからもツールが販売されています。論理回路入力には、HDL言語 (VHDL、Verilog)あるいは回路図が使用でき、パソコン上でシミュレーションが可能です。その後、論理合成、配置配線を行ない、生成された ファイルをデバイスにコンフィギュレーションします
FPGAの応用
以下のようなアプリケーションに適しています。
- 民生機器
- オーディオ、ビデオ
- オートモーティブ
- 医療機器
- テスト装置と測定機器
- 通信機器
SUZAKUシリーズで利用されているFPGA
- Xilinx Spartan-3
- Xilinx Virtex-II Pro
主な製造メーカ
関連リンク
- サイト内 - SUZAKUシリーズ
- Wikipedia - FPGA