uClinuxとは、MMUを持たないCPUをサポートしたLinuxの派生型です。 Linux 2.0の時代から移植作業が行われ、Linux 2.4で多く使われるようになりました。Linux 2.6から uClinuxの成果も Linuxに取り込まれました。 「u」ではなく「μ」を使い 「μClinux」と表記するのが正しいようです。 「μ(マイクロ)C(コントローラ)Linux」という意味です。
uClinux-dist はuClinux.orgが配布する、ソースコードベースのディストリビューションです。 最初uClinux-distはuClinux用に作成されましたが、uClinux専用というわけではありません。uClinuxに対応するために追加変更を行ったもので、設定時に既存のLinuxを選択することでi386やARM、PowerPCのようなMMUをもったCPUにも対応しています。
原因 BBootのイメージサイズが、Block RAMのサイズよりも大きくなってしまった可能性があります。xpsでリンカスクリプトを指定せずにビルドした場合、イメージサイズがBlock RAMのサイズより大きくなってもエラーになりません。
SZ410-U00ではデフォルトプロジェクトでスライス数を85%消費していましたが、 このたび消費スライス数を65%まで削減したプロジェクトを作成しました。 ただ、このプロジェクトはまだ正式リリースではないため、 Linuxのイメージを公開しておりません(2008/1/30現在)。 そこでここではスライス数削減プロジェクトのためのLinuxイメージの作成方法を 説明します。